2025年6月20日(金)17:00より、Kimito Nonoプロデュースによるアパレルコレクションの受注販売を開始します。
Kimito Nonoが紡ぎ出す、“静寂の中の意志”。
秋冬の空気を纏うように、モノトーンを基調とした空間から生まれた本コレクションは、余白の美しさを徹底して追求。
そこにあるのは、語らないことで語るという、Kimito Nono特有の美学。音を立てずに佇むような服たちは、削ぎ落とすことの勇気と、残された本質だけの強さを宿している。
今回のセカンドデリバリーでは、Tシャツ、スウェットパンツ、ジップフーディ、フーディの4アイテムを展開。どのアイテムにも共通するのは、「アクティブな日常にストレスを与えない」着心地と、どこまでもミニマルな造形美。
シンプルだからこそ際立つアイコンが象徴的な存在感を放つ。
視覚的な主張を抑えながらも、纏う人の内面に深く響くようデザインされており、黒・グレーというトーンの中で、それぞれが異なる表情を見せる。
加えて、今季新たに加わったレッドのTシャツは、静けさの中の“鼓動”として機能する存在。
沈黙のなかに潜む熱量、この強いカラーがコレクション全体の緊張感を際立たせている。
フーディ、ジップフーディ、スウェットパンツには、適度な厚みを持つダンボールニット素材を採用。
その構造は、外気を柔らかく遮りながらも、動きにしなやかに寄り添う。
アスリートとして培った身体感覚をベースに、「どんな動きにも無駄がない」ことを服でも体現した素材選び。軽さと保温性、柔らかさと強さ。そのすべてがバランスの上に成立している。
シンプルとは異なる“無駄のなさ”が本コレクションのテーマに通じており、そこにKimito Nonoらしい研ぎ澄まされた思考が滲む。
Kimito Nono 2025 Autumn/Winter ―それは、語るためではなく、感じるために存在するコレクション。
余白の中で、彼の追求した“静寂のデザイン”が、確かに息づいている。